フィラリア症について
 
													フィラリア症感染の流れ
 
													感染から、約半年で心臓にフィラリアが寄生します。
 
													それでも、最初は無症状のことが多くあります。
数年経過すると、絶対に治ることのない肺高血圧へと進行します。
予防と毎年の検査が重要です!
- 効果の高い予防薬を、1ヶ月に1回飲ませます。
- 毎年、血液検査で抗原検査を実施します。
毎年予防していても、感染している例があります。
その場合、感染していても軽症です。
軽症の場合は、抗原検査でないと検出不可能です。
学会などで当院から発表した、フィラリア症関連演題
| 年 | 内容 | 学会・大会 | 
|---|---|---|
| 2001年 | 犬糸状虫多数寄生犬、肺高血圧合併犬およびCaval syndrome犬におけるイミトサイドによる成虫駆除の影響 | 中小臨、年次大会(名古屋) | 
| 2008年 | フィラリア症に対するイミトサイド成虫駆除とイベルメクチン通年投与の比較 | 犬糸状虫研究会(香川) | 
| 2008年 | フィラリア症の犬に見られた三尖弁の細菌性心内膜炎 | 犬糸状虫研究会(香川) | 
| 2008年 | プレドニゾロン内服によるイミトサイド成虫駆除後の副作用、合併症予防に関する検討 | 犬糸状虫研究会(香川) | 
| 2008年 | 犬糸状虫多数寄生犬、肺高血圧合併犬およびCaval syndrome犬におけるイミトサイドによる成虫駆除の影響2 | 盛岡小動物臨床研究会 | 
| 2008年 | フィラリア成虫つり出しに対してフレキシブルアリゲーター鉗子が困難な症例に関する検討 | 盛岡小動物臨床研究会 | 
| 2009年 | フィラリア感染犬に発生した、三尖弁細菌性心内膜炎の3症例 | 盛岡小動物臨床研究会 | 
| 2012年 | 経胸壁心エコーガイドにおけるフレキシブルアリゲーター鉗子を用いたフィラリア虫体の外科的摘出術の検討 | 東北地区三学会(学会賞) | 
| 2012年 | 犬フィラリア症の治療法の検討 | 東北地区三学会 | 
| 2014年 | 経胸壁心エコーガイドにおけるフレキシブルアリゲーター鉗子を用いたフィラリア虫体の外科的摘出術の検討2 | 学会年次大会(千葉) | 
| 2014年 | 犬糸状虫症の治療法の検討 | 学会年次大会(千葉) | 
| 2014年 | 犬と猫の治療ガイド;『慢性犬糸状虫症』 | インターズー | 
| 2014年 | 犬と猫の治療ガイド;『大静脈症候群』 | インターズー | 
| 2014年 | 犬フィラリア症~私の診断・治療法 | 動臨研;パネルディスカッション(大阪) | 
| 2015年 | 犬の犬糸状虫症の三尖弁てん絡例の経過と治療法の検討 | 学会年次大会(岡山) | 
 
								 
													